最近おりものの量が多い!3つの原因と対処法、よくある質問【Q&A】を解説
2022.08.25

「最近おりものの量が多いんだけど、どうして?」とお悩みの方はいませんか?
本記事では、おりものの量が多くなる3つの原因や対処法、よくある質問【Q&A】を徹底解説します。
目次
おりものの量が多い

突然おりものの量が多くなると、驚きますし不安ですよね。
ここではまず、おりものについての基礎知識や、通常のおりものの量について解説していきます。
おりものとは
おりものとは、医学的には「帯下(たいげ)」と呼ばれるもので、子宮頸部や子宮内膜、膣壁から出る酸性の分泌物のことです。
この分泌物であるおりものが自浄作用によって膣内部の潤いを保ったり、汚れを排出したり、子宮へばい菌が子宮に侵入するのを防いでくれます。
おりものの役目
おりものは、膣内部の潤いを保ち、子宮にばい菌が侵入することを防いでくれる役目があります。
また、排卵時にはゼリー状に変化して精子を受け入れやすい状態にし、受精をスムーズに行えるようにする役目もあります。
通常のおりものの量
おりものは生理前になると通常よりも量が増えますが、おりものシートでカバーできる程度の量ならば正常であると言えるでしょう。
一方、おりものの量が多く、おりものシートを使用しても気づいたらズボンやスカートにまでしみだしている場合、これは正常なおりものの量とは言えません。
しかし、元々エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量が多い方だと、普段からおりものの量が多いという場合もあるため、他に何らかの症状がない場合そこまで気にする必要はありません。
おりものの量が急激に増えたら要注意
生理前におりものの量が一時的に増えて、時期を過ぎるとまた戻る場合は正常な状態です。
しかし、生理前ではないのに通常よりもおりものの量が急激に増えたり、生理前ではあるけれども異常な増え方をしているという場合、膣や子宮に何らかの異常が起こっている可能性が高いため、一度病院を受診して検査する必要があります。
おりものの量が多くなる3つの原因
次は、おりものの量が多くなる3つの原因を解説していきます。
生理周期
おりものの量が多くなる正常な原因は生理周期によるものです。
上記で解説した通り、生理前の排卵期は受精をスムーズに行うためにおりものの量が増えます。
そのため、生理前におりものの量が増えた場合は問題のないケースが多いです。
年齢
おりものはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量によって量が左右されます。
女性ホルモンは、初めての月経を迎えると分泌が始まり、年齢を重ねるごとにホルモンの分泌量は減少していきます。
そのため、女性ホルモンの分泌量がピークを迎える20代~30代はおりものの量が増える傾向にあります。この時期におりものの量が急激に増えた場合、女性ホルモンと年齢の関係性が考えられるでしょう。
何らかの病気
急激におりものの量が増えた場合、何らかの病気が関係している可能性もあります。
ここでは、病気の症状としておりものの量が増える病気を5つご紹介します。
①細菌性膣炎
細菌性膣炎は、性行為がきっかけとなって起こりやすい性病ですが、ストレスや疲れなど性行為をしていない方でも感染する病気です。また膣の中に細菌が増えることは「細菌性膣症」と言います。
感染経路としては、パートナーに汚い指で膣内の粘膜を触られたり、潤滑油として唾液を使用したりなどが挙げられますが、性器の臭いやおりものが気になるからと膣内に指をいれて洗浄するなどの行為を行うと、膣内の環境バランスが乱れて起こることも考えられるでしょう。
また細菌性膣炎になるとおりものは通常よりも量が増え、色も灰色の場合が多いですが、大腸菌や淋菌に感染して細菌性膣炎を起こした場合、おりものは黄色~黄緑色になり、外陰部のかゆみや腫れも生じます。
細菌性膣炎の特徴
- 性行為・ストレスや疲れでも発症
- 大腸菌や淋菌に感染している場合、黄緑~黄色のおりものが出る
- 通常よりもおりものの量が増える
- 膣内避妊具を使用している方は注意
- 過剰な膣の洗浄が原因となって発症することもある
②性感染症
性感染症とは主に性行為が原因で起こる感染症のことで、「クラミジア」「トリコモナス症」「淋菌」などが知名度の高い性感染症です。
これらの性感染症はおりものの量が異常に増えたり、病状ごとに通常とは違うおりものの臭いがしたりすることが特徴で、そのまま放置すると何らかの病気を併発する可能性があります。
そのため、なるべく早く病院を受診して治療を開始することが大切です。
性感染症の特徴
- 黄緑色~黄色のおりものが出る
- 通常のおりものよりも量が多く、臭いはあまりしないケースが多い
- 激しいかゆみ
- 不正出血
- 排尿時の痛み
③膣カンジダ
膣カンジダは、本来膣内に常在菌として存在しているカンジダと呼ばれる真菌が、免疫力の低下などによって異常増殖を起こすことで引き起こされる膣の炎症です。
膣カンジダは、女性の約20%が経験するポピュラーな病気であり、おりものの量が増えたり、カッテージチーズや酒粕のようなポロポロとしたおりものが特徴的で、非常に激しいかゆみを引き起こすため、かきむしって血が出てしまう方もいます。
また膣カンジダは、ドラッグストアで購入できる治療薬が販売されていますが、ちょっとしたことで再発しやすいという難点もあります。
膣カンジダの特徴
- 女性の約20%が経験
- 通常のおりものより量が多い
- カッテージチーズや酒粕のようなポロポロとしたおりものが出る
- 激しいかゆみ
- 再発率が高い
④子宮内膜炎
子宮内膜炎は、子宮の内側にある子宮内膜で細菌感染が起こり、粘膜が炎症を起こす病気です。
また、子宮内膜炎には突発的に細菌が入って発症する「急性子宮内膜炎」と持続的に炎症が起こる「慢性子宮内膜炎」があります。
急性子宮内膜炎は、不正出血を引き起こしたり、黄色~緑色のおりものの量が増え、さらに泡が混じったり痛みを伴ったりするようになります。また、炎症が悪化すると卵巣や卵管まで感染が拡大する恐れがあり、これが妊娠初期の早期流産の原因の一つとして考えられているため、どちらのケースでもなるべく早く治療を受けることが大切です。
子宮内膜炎の特徴
- 連鎖球菌や大腸菌によって感染
- 急性子宮内膜炎と慢性子宮内膜炎がある
- 急性子宮内膜炎は、黄色~緑色のおりものが急激に増える
- 慢性子宮内膜炎は、妊娠初期の早期流産の原因の一つとして考えられている
- 生理で子宮内膜が新たに作られる度に炎症を繰り返しやすい
⑤子宮がん
子宮がんとは、子宮頸部にできる子宮頸がんと、子宮体部にできる子宮体がんの2種類があります。
子宮頸がんは、進行すると生理期間外で出血したり、水っぽいおりもののような粘液が多く出たり、濃い茶色や膿のような悪臭のあるおりものが増えたりします。
一方、子宮体がんの自覚症状として最も多いのが不正出血です。特に、生理周期ではない時期に血の臭いが強いおりものが出ることがあります。またどちらも病状が進行すると足腰に痛みを伴うケースが多く、放置すると他の部位へ転移したり、子宮の摘出が必要になることもあるため、注意が必要です。
子宮がんの特徴
- 子宮体がんは生理期間外に血の臭いが強いおりものが出る
- 子宮頸がんは茶色~黒褐色で粘着きのある悪臭のおりものが出る
- どちらの病気も放置すると多大なリスクを伴うため、要注意
- 子宮体がん比較的高齢、子宮頸がんは20代~30代で発症しやすい
- どちらの病気も足腰の痛みを伴うケースが多い
おりものが気になるときの対処法

次は、おりものが気になるときの対処法を解説していきます。
デリケートゾーン専用のシートで拭き取る
おりものが気になるときは、デリケートゾーン専用のシートで優しく拭き取ることで、臭いや皮膚の炎症を防ぐことができます。
パンティーライナーを使用する
パンティーライナーとは、おりものシートのことで、ナプキンのように着用することでおりものがズボンやスカートにしみだすことを防いでくれる優れものです。
最近では、肌に優しいオーガニックコットンを使用したおりものシートも販売されているため、敏感肌で生理時にナプキンをすると肌がかぶれてしまう方でも安心して着用できます。
膣を洗いすぎない
膣を洗い過ぎると、膣の環境を整えている常在菌も洗い流してしまうためNGです。
特に、おりものの量が増えたり、臭いが気になったりして膣内まで洗浄する方がいますが、症状を悪化させる原因になるため、注意しましょう。
病院を受診
急激におりものが増えて心配という方は、一度病院を受診してみることをおすすめします。
女性の中には「おりものの量が増えただけで病院受診は恥ずかしい」という方もいますが、おりものは私たち女性の健康バロメーターであり、病気がある場合は早期発見にも繋がるためちょっとした変化でも迷わずに受診してください。
病院の受診目安

次はおりものの量が増えた際の、病院受診の目安をご紹介します。
おりものの量以外に気になる症状がある
おりものの量以外に、下腹部痛や不正出血などの気になる症状がある場合もなるべく早く病院を受診しましょう。
おりものから嫌な臭いがする
おりものの量が増えて嫌な臭いがする場合、何らかの感染症や病気である可能性が高いです。
特に「生臭い」「ドブのような臭い」「イカのような臭い」がする場合は恥ずかしがらずに病院を受診しましょう。
おりものの色が変わった
正常なおりものの色は「透明」「白」「乳白色」です。
しかし、この色が「黄緑色」「緑色」「黄色」「赤色」「茶褐色」「黒」などに変わった場合、何らかの感染症や病気である可能性が高いため、なるべく早く病院を受診しましょう。
おりものの量が多すぎてズボンにまで染みてくる
本記事でも解説した通り、エストロゲンの分泌量が多い方はおりものの量も多く、おりものシートを使用していてもズボンにまでしみてくる方もいます。
しかし、急におりものの量が増えておりものシートでは対処できない場合や、生理周期ではないのに急激におりものの量が増えた場合は病院を受診するタイミングです。
おりものの量についてよくある質問【Q&A】
次は、おりものの量に関するよくある質問【Q&A】に回答していきます。
おりものシートは一日何枚の使用が普通ですか?
通常ですと1日2~3枚前後の使用は普通と言えるでしょう。
おりものの量が増えることで不妊につながることはありますか?
おりものの量が増えるだけで不妊に繋がることはありませんが、おりものの量が増える症状のある病気にかかっている場合は、放置すると不妊に繋がることもあります。
おりものの量以外に症状がなくても病院を受診しても良いですか?
はい。恥ずかしがらず一度病院を受診してください。
市販薬でおりものの量をコントロールすることはできますか?
いいえ。おりものの量が増える症状自体を改善することはできますが、量をコントロールすることはできません。
当院の3つの特徴

それでは、当院NOVUS Beauty Clinicの3つの特徴をご紹介します。
徹底した事前準備・アフターケア
当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。
通院しやすい立地
当院は2022年8月時点で「表参道ラウンジ」「新宿ラウンジ」の2院を展開中です。どちらも駅から徒歩圏内の好立地にあるため、お買い物のついでやお仕事帰りなど、気軽にご来院いただけます。
丁寧なカウンセリング
当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。
おりものの量についてさらに詳しくNOVUS Beauty Clinicへご相談
今回はおりものの量が増える3つの原因や、よくある質問【Q&A】などを徹底解説しました。
NOVUS Beauty Clinicはお客様一人ひとりの悩みに寄り添い、ベストな対処法を提案させていただきます。今回の記事も参考になれば幸いです。
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