フェイスラインのたるみを改善する方法4選|たるむ原因も解説

「最近フェイスラインのもたつきが気になる」「フェイスラインのたるみを改善する方法が知りたい」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

今回は、フェイスラインがたるむ原因や自宅でのセルフケア方法、治療での改善方法などを解説します。ぜひ参考にしてください。

目次

フェイスラインのたるみの原因6つ

フェイスラインのたるみは、主に以下の6つの原因により発生します。複数の要素が重なっている場合もあるため、原因の見極めが重要です。

コラーゲンが減少した

皮膚の奥にある真皮層は、エラスチンやヒアルロン酸、コラーゲンにより構成されています。網目状に形成されたコラーゲンは真皮の約7割を占め、肌のハリや弾力を保持しています。
しかし、コラーゲンは紫外線などのダメージや加齢により減少し、働きが衰えるため、個人差はありますが、40歳以降には3割程度のコラーゲン量低下が見られ、顔の脂肪が下垂します。たるみの進行につれ輪郭がぼやけ、老け顔の印象が強まります。

顔周りの筋力が衰えた

顔には30種以上の表情筋が存在し、その収縮により様々な表情をつくります。しかし、使用される表情筋は3割ほどに留まっているため、7割は老化とともに萎縮します。表情筋の筋力低下に伴い、支えきれない皮下脂肪が下がり、フェイスラインにたるみをつくります。

表在性筋膜や靭帯が衰えた

肌奥には、コラーゲンやエラスチンで構成された表在性筋膜(SMAS)があり、表情筋と皮膚組織を繋いでいます。皮膚組織を支え、美肌を保つ役割を担っています。
しかし、加齢により肌のコラーゲン量は低下し、表在性筋膜の働きも衰えます。土台の緩みにより皮膚組織や表情筋が下がり、たるみが生じます。

皮下脂肪が増えた

生命維持に必要なエネルギーを基礎代謝と言い、10代をピークに消費量が下降します。加齢により基礎代謝が停滞し、摂取カロリーに消費カロリーが追いつかず、余剰エネルギーが皮下脂肪として蓄積されます。顔の筋力低下に加え、脂肪増加の影響により、たるみが悪化します。

加齢で骨格が変わった

加齢により骨は萎縮します。40代以降は女性ホルモンが減少し、骨密度が低下するため骨の老化が進みます。あごが痩せ、眼窩(がんか)がくぼむなどの症状が目立ち、顔全体の骨格が徐々に小さくなります。骨の縮小により靭帯や筋肉が伸び、余剰分の皮下脂肪が下垂するため、たるみが現れます。

血行不良

血行不良もたるみの悪化の原因になります。血液は循環しながら栄養を運搬し、皮膚の再生を助ける一方、老廃物の除去により美しい肌を保ちます。血液循環の停滞は体内の栄養不足を引き起こし、肌の水分不足やターンオーバーの遅れなどの肌トラブルを生じさせます。また、老廃物が排出されにくくなり、身体に水分や脂肪が蓄積されやすくなるため、たるみにも繫がります。

フェイスラインのたるみ改善に期待できる8つのセルフケア

フェイスラインのたるみ予防には、日常でのケアやストレッチが効果的です。以下の8つの方法を生活に取り入れ、たるみの進行を抑制しましょう。

表情筋を鍛える

表情筋の発達は、表情の癖と直結しています。例えば口の周囲には口輪筋があり、話すほど鍛えられ口角が上がります。口角がキュッと上がった口元は、快活で明るい印象を与えるでしょう。逆に動かす機会が少ない場合、口角は下がり気味になり、暗い印象が定着します。また、動かさない筋肉は弛緩しやすく、加齢によりたるみやすい状態になります。
日常で使われる表情筋は3割程度。フェイスストレッチで表情筋全体を鍛え、筋肉発達の偏りを防ぎましょう。

顔周りをマッサージする

たるみ肌の原因は、血液の停滞による体内の栄養不足、老廃物の蓄積です。顔のマッサージは血液循環をアップさせ、新陳代謝の促進につながります。
小鼻の左右にそれぞれ4本の指を置き、こめかみに向けて軽く滑らせます。次に、頬骨の下に4本の指を置いたまま、あごをゆっくりと引きましょう。自然と指が滑り、マッサージ効果が得られます。こめかみに4本の指を置き押し上げる動作も、顔の緊張を解す効果が期待できます。肌への刺激軽減のため、マッサージクリームやオイルの使用がおすすめです。

首や肩をほぐす

加齢やデスクワークによる前かがみの姿勢は、肩や首の筋肉を硬直させます。柔軟性が低下した筋肉は、顔の筋肉を下方へ引っ張り、たるみの原因をつくります。また、筋肉のこりは血流を悪くするため、脂肪などの老廃物を停滞させやすくなります。
筋肉のこわばりには、ストレッチが効果的です。腕や首を軽く回す、手を肩に添えて膝を持ち上げて上下させるなど、継続しやすいストレッチを取り入れましょう。また、ウォーキングや水泳などの全身運動もおすすめです。

保湿ケアをおこなう

肌の水分不足もたるみの原因です。近年の日本は一年を通して乾燥しやすく、肌へのダメージが懸念されます。秋冬は季節による乾燥、夏はエアコン使用による乾燥があり、春は花粉やPM2.5の影響を受けます。また、常に紫外線の乾燥リスクにさらされているため、保湿ケアでバリア機能を整える必要があります。

基本的な保湿方法は、洗顔後に化粧水を浸透させ、乳液で水分を閉じ込め、クリームで蓋をするという手順です。肌の状態により有効な成分が異なるため、専門家に相談するなどして自分の肌に合ったスキンケア用品を見つけましょう。

紫外線対策を徹底する

紫外線は肌奥のコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、生産能力を低下させます。外出時には日焼け止めをしっかり塗り、日傘や帽子を活用すると良いでしょう。特に夏は、肌を守る服装を心がけること。長袖のシャツや手袋を取り入れるなど、紫外線をシャットダウンする工夫が重要です。

紫外線にはA派とB派があり、肌奥まで届くA派がより悪影響を及ぼします。雲や窓ガラスを通過するため、天気に関係なく、また屋内にいても対策が必要です。日焼け止めに表示される「PA(Protection Factor of UV)」はA派の防御力を示し、+の数が多いほど高い効果を発揮します。

光老化の軽減・回復が見込めるスキンケアを使う

光老化とは、長期にわたり紫外線を浴び続けることによって肌トラブルが定着した状態です。シミ、しわ、たるみも光老化による症状であるとされています。オゾン層の減少により、地上に降り注ぐ紫外線量は増加の傾向にあります。毎日のスキンケアに、光老化の軽減対策を加えましょう。
抗酸化作用のあるフラーレン、ビタミンC誘導体や、コラーゲン分泌を促進するプロテオグリカン配合の化粧水がおすすめです。

口呼吸を控える

口呼吸は舌の位置が下垂する原因となり、あごや口のたるみを進行させます。鼻呼吸を阻害する鼻づまりが原因となるため、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎の治療が重要です。骨格が鼻呼吸に影響を及ぼすケースもあり、医師の診察による原因特定も推奨されます。

正しい姿勢を心がける

皮膚がたるむ原因のひとつが骨格の歪みです。デスクワークに見られる前傾姿勢は、顔の筋肉や脂肪を下へ引っ張り定着させてしまいます。
常日頃から正しい姿勢を意識して過ごすことでたるみを防ぐことができるため心がけるようにしましょう。また、筋肉をほぐす運動や、矯正器具の使用も効果的です。

フェイスラインのたるみ改善に期待できる治療方法3選

フェイスラインのたるみは老化現象とも言われ、女性の見た目にマイナスの印象を与えます。40代に差し掛かるころには、多くの女性が皮下脂肪のたるみを実感し、コンプレックスを抱くことも少なくありません。


より効果的なたるみ改善には、美容クリニックでの施術がおすすめです。医師の診断によって一人ひとりの肌トラブルに最適なアプローチを行うため、高い効果が期待できます。

ハイフ(HIFU)

ハイフは高密度焦点式超音波を使用する施術です。肌の奥には、コラーゲンにより構成されたSMAS筋膜があり、皮膚組織を支えています。しかし、加齢とともに体内のコラーゲン量は徐々に減少し、SMAS筋膜の働きも衰えます。
ハイフでは、肌奥のSMAS筋膜に超音波を照射し、熱の力により引き締めます。熱による作用でSMAS筋膜が持ち上がり、たるんだ皮膚や筋肉を引き上げる効果が期待できます。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は水分保持の作用があるため、皮膚組織のうるおいを保つ効果が期待できます。加齢によるヒアルロン酸の減少は、皮下脂肪を下垂させ、たるみの原因になります。ヒアルロン酸注射では、眼窩のくぼみやほうれい線、あごのたるみへヒアルロン酸を注入し、たるみによる顔の凹凸を改善します。個人差はありますが、施術直後に効果を実感できる人が多く、即効性のある改善が期待できます。

糸リフト

糸リフトは体内に吸収される糸を皮膚に通し、たるみを持ち上げる施術方法です。メスを使用しないためダウンタイムが短く、コラーゲン生成による美肌効果も期待できます。施術後すぐにリフトアップ効果を実感できることが多く、効果の持続期間は、使用する糸により変わりますが1〜2年程度とされています。

フェイスラインのたるみに関するよくある質問【Q&A】

フェイスラインのたるみについてよくある質問をまとめました。

即効性のあるフェイスラインのたるみ改善方法はありますか?

たるんだフェイスラインは元に戻りませんか?

フェイスラインがたるみやすい人の特徴はありますか?

当院の特徴

徹底した事前準備・アフターケア

当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。

通院しやすい立地

当院は2023年2月時点で「表参道ラウンジ」「新宿ラウンジ」「池袋ラウンジ」の3院を展開中です。どちらも駅から徒歩圏内の好立地にあるため、お買い物のついでやお仕事帰りなど、気軽にご来院いただけます。

丁寧なカウンセリング

当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。

料金表

ハイフ(ウルトラフォーマーMPT)

全顔(あご下除く) 通常価格 ¥ 88,000
全顔(あご下含む) 通常価格 ¥ 143,000
目元 通常価格 ¥ 33,000
あご下 通常価格 ¥ 55,000
ほほ 通常価格 ¥ 33,000
通常価格 ¥ 33,000

ヒアルロン酸/アラガン社ジュビダームビスタ

ボルベラ(1本/1cc) ¥ 88,000
ボリフト(1本/1cc) ¥ 88,000
ボリューマ(1本/1cc) ¥ 88,000
ボラックス(1本/1cc) ¥ 88,000
ボライト(1本/1cc) ¥ 88,000

コラーゲンピールならNOVUS Beauty Clinicへ

今回はフェイスラインがたるむ原因と改善方法について解説しました。

フェイスラインのたるみ改善をお考えの方はぜひ一度、当クリニックのカウンセリングへお越しください。

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