腕のシミ改善が期待できるシミ取りレーザー3選|それぞれの特徴を解説

2023.03.27

腕のシミは放っておくことで濃くなることもあり、自然と治ることはほとんどありません。
レーザー治療は施術時間も短く、効果的なシミ改善の治療方法として注目されています。ただシミ取りレーザーにはさまざまな種類があるため、どれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。
そこで今回は腕のシミに効果的なシミ取りレーザー3選を紹介します。

目次

腕にできる代表的なシミの種類

老人性色素斑

老人性色素斑とは加齢によって肌にできるシミの一種です。日光によるダメージや肌の老化に伴いメラニン色素が大量に生成され、皮膚の表面にシミが現れます。顔や手の甲、腕など日光にあたりやすい部位に多くできる傾向にあります。
黒褐色や淡褐色で、大きさは数ミリから1cm程度とさまざまです。

光線性花弁状色素斑

光線性花弁状色素斑(こうせんせいかべんじょうしきそはん)とは、強い紫外線を長時間浴びたときの炎症が原因でできるといわれています。背中の上部から肩にかけてできることが多く、特に20〜30代に見られます。色白で日焼け後に肌が赤くなる人が発症しやすいシミです。褐色の色素斑でこんぺい糖のような形をしているのが特徴です。

異所性蒙古斑

異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)とは、生まれつき、または生後間もなくできる色素斑で、青あざの一種です。外見は青灰色で大きさは1cm程度から10cm以上に及ぶこともあります。痛みやかゆみを感じることはなく、大半は学童期に自然に消失します。ただし色が濃い異所性蒙古斑は大人になっても残ることもあります。

扁平母斑

扁平母斑(へんぺいぼはん)とは「茶あざ」とも呼ばれ、コーヒー牛乳のような色味の色素班です。ほとんど生まれつきに存在しますが、思春期以降に発生するケースもあります。周囲の皮膚との境界がはっきり分かれているのが特徴で、皮膚細胞の一部にメラニン色素が過剰に生成されることにより発生します。
扁平母斑は、基本的に良性であり通常は治療を必要としません。日光を浴びることで色素が濃くなることがあります。

網状肢端色素沈着症

網状肢端(もうじょうしたん)色素沈着症とは、手足や腕、首などに網状のシミが広がる病気です。小児期から思春期頃に発症することが多く、中年になるまで症状が進行します。病気の原因は詳しくは分かっていませんが、遺伝によるものと考えられています。

遺伝性対側性色素異常症

遺伝性対側性色素異常症は、遺伝性の色素異常の一つです。とくに手足の甲に現れやすく、色素班や脱色素班がまだらに発生します。遺伝性対側性色素異常症は、凹凸などはなく表面がなめらかなことが特徴です。

腕のシミ改善が期待できるシミ取りレーザー3選

腕のシミ改善にはレーザー治療が有効です。レーザー治療のメリットはセルフケアに比べて高い効果が期待でき、治療時間が短いことです。また痛みが少なくダウンタイムが短いことも魅力です。腕のシミで悩んでいる人は、レーザー治療を検討してみることをおすすめします。ただし肌の状態やシミの種類によって、最適な治療方法が異なるため、事前に専門医に相談することが重要です。
ここでは、シミ改善が期待できるシミ取りレーザーを3つ紹介します。

ピコレーザー

ピコレーザーは、短時間かつ高出力のレーザーを照射することで、腕にできたシミの改善が期待できるレーザー治療です。照射レベルを細かく調整できるため、シミの状態に合わせて治療ができます。周囲の肌に負担をかけずにシミにアプローチできる点もポイントです。

Qスイッチレーザー

Qスイッチレーザーは、シミの原因であるメラニン色素に反応し破壊することで、シミを改善が目指せます。メラニン色素にしっかり反応するため、濃くて大きなシミにも、少ない治療回数で改善が期待できます。
Qスイッチレーザーは腕のシミだけでなく、顔や手のシミ、そばかす、ほくろ、あざの改善などにも使用されます。

レーザートーニング

レーザートーニングは、微弱なレーザーを肌にまんべんなく照射し、少しずつメラニンを破壊するレーザー治療です。レーザートーニングの波長は長く、皮膚の奥深くまで届くため、コラーゲンの生成が促進され肌質の改善も期待できます。痛みはほとんどなく、施術後すぐにメイクや日常生活に復帰できます。
1回の施術で完全にシミが消えるわけではないため、複数回の治療を繰り返す必要があります。

腕のシミ取りレーザーで発生するダウンタイム・副作用

かさぶた

レーザーにより肌がダメージを受けるため、施術後にかさぶたができることがあります。かさぶたができた場合、触らないように注意し自然に剥がれ落ちるまで待つことが大切です。かさぶたを無理に取ると回復が遅れたり、傷跡が残ったりすることがあります。

赤み

レーザー治療の副作用の一つに、治療部位に赤みが生じることがあります。これはレーザーの熱照射により皮膚が炎症を起こしている状態です。特に強いレーザーを照射した場合や敏感肌の人に起こりやすいといわれています。

赤みの症状が出た場合は、冷たいタオルなどで冷やすことが大切です。また炎症を抑えるためのステロイド剤や抗生物質を使用する場合があります。多くの場合、赤みは1週間程度で治まります。

火傷

レーザー治療は皮膚表面に熱を照射することで肌の再生を促すため、火傷を起こすことがあります。火傷の原因として、レーザーの出力が高すぎたり、治療箇所を適切に冷却しなかったりすることが挙げられます。
施術後、肌の赤みやひりつきが治まらないときや水ぶくれができたときは、施術を受けたクリニックに相談してください。

色素沈着

色素沈着は、メラニン色素が過剰に発生することで起こります。色素沈着が起こる原因としては、レーザーの出力量や波長の調整が不適切な場合、治療後の日焼け、過剰な刺激や摩擦などが挙げられます。
リスクを軽減するためには施術後のアフターケアをしっかり行うことが重要です。

シミ取りレーザーに関するよくある質問【Q&A】

シミ取りレーザーを何回受ければ腕のシミが消えますか?

シミ取りレーザーを受ければ腕のシミは全部消えますか?

シミ取りレーザーをすると腕に痛みを感じますか?

当院の特徴

当院では、腕への治療は行っていませんが、シミ取り治療としてピコレーザー治療を行っています。

また、使用する機器は「ピコシュア」と呼ばれるピコレーザーで、「シミ」「シワ」「ニキビ跡」などの分野でアメリカFDAの認可を受けています。本記事ではピコスポットについて解説していますが、その他施術や治療の相談も承っていますので、ぜひ気軽に当院へご相談ください。

※薬事未承認機です。他機種でのご用意となる店舗もございます。

施術料金一覧表

ピコスポット

1ヶ所(5mm未満) 通常価格 ¥ 10,000
1ヶ所(5mm以上) 通常価格 ¥ 25,000
取り放題 通常価格 ¥ 100,000

ピコトーニング

全顔 通常価格 ¥16,500

ピコフラクショナル

全顔 通常価格 ¥ 22,000

※価格は全て税込みです。
※価格は予告なく変更する場合があります。
※2023年3月27日時点の情報です。

ピコレーザーならならNOVUS Beauty Clinicへ

今回はピコレーザーについて解説しました。NOVUS Beauty Clinicでは、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。

ピコスポットの治療に興味がある方は、お気軽に当院へご相談ください。

カウンセリング予約はこちら

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