高校生でも試せるニキビ跡の改善方法5選｜原因も解説
2023.03.29
お肌の悩みは人それぞれですが、中でもニキビ跡に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。特に思春期の肌にはニキビができやすく、その後も跡が残ってしまうことがあります。
本記事では、高校生でも試せるニキビ跡の改善方法をご紹介します。また、保湿や食生活の改善、洗顔方法など簡単に取り組める方法から、専門医による適切な治療方法5つを解説します。これから解説する内容を参考に、自分に合った改善方法を見つけて、きれいな肌を手に入れましょう。
目次
高校生に見られるニキビ跡の種類3つ
高校生に見られるニキビ跡には、主に以下のような3つの種類があります。
- 赤み
- シミ
- 凹凸・クレーター
これらのニキビ跡は肌の状態や炎症の程度によって異なるため、治し方も異なります。それぞれのニキビ跡の特徴を詳しく解説します。
赤み
高校生に多いニキビ跡の中でも、赤みが残っているものは炎症が治まってからも長く残ることがあり「赤ニキビ」と呼ばれています。これはニキビができる際に炎症が起こることで、血管が拡張して表面に浮き出た結果赤く見えてしまうのです。
シミ
シミのようなニキビ跡は、炎症や刺激によってメラニン色素が過剰に生成されることが原因です。メラニン色素が蓄積されることで、肌に茶色や黒色っぽいシミとして現れます。ニキビ跡のシミは、軽度のものであれば時間とともに薄くなることがありますが、放置することで悪化する場合もあります。
凹凸・クレーター
凹凸やクレーター状のニキビ跡は、ニキビが治る過程で皮膚がダメージを受けたために生じます。このダメージはニキビを潰したり、肌が膨れ上がったりするとより深刻になります。深い凹凸は肌の下の組織にまでダメージを与えているため、時間が経過しても自然治癒することはほとんどありません。一方浅い凹凸であれば、時間が経つにつれて自然に治癒することがあります。
高校生でニキビ跡ができる2つの原因
高校生でニキビ跡ができる原因は以下の2つが挙げられます。
- ニキビを刺激しすぎた
- ニキビを放置した
これらの原因について詳しく解説していきます。
ニキビを刺激しすぎた
高校生でニキビ跡ができる原因の1つに「ニキビを刺激しすぎた」ことが挙げられます。ニキビを潰したり爪でかいたりすることで、肌の角質層や真皮層が傷つきます。肌が傷つきダメージを受けることで、ニキビの炎症が慢性化する可能性もあります。
またニキビを自分で潰してしまうと、そこから菌が入り込み炎症が広がるためニキビ跡になるリスクが高くなります。このように、ニキビを刺激しすぎることは、肌にダメージを与え、ニキビ跡の原因となります。
ニキビを放置した
高校生でニキビ跡ができる原因のもう1つに、「ニキビを放置した」ことが挙げられます。ニキビは適切なケアをしないままに放置すると、炎症が広がり跡が残る場合や、ニキビが治りにくくなる可能性もあります。ニキビは放置しても自然に治る場合がありますが、それは症状が軽い場合に限ります。皮膚科医の指導のもとで早期に治療を受けましょう。
高校生でも試せるニキビ跡のセルフケア5つ
以上のような要因によってニキビ跡はできますが、高校生でもセルフケアでニキビ跡の改善が期待できる場合があります。ニキビ跡のセルフケアの方法を5つご紹介します。
ニキビ跡の種類に応じた化粧水を使う
ニキビ跡を改善するためには、肌のターンオーバーを促進し新しい肌細胞を生成することが大切です。化粧水の種類に応じて、肌に必要な成分を補うことができます。例えばビタミンC誘導体を含む化粧水を使用することで、肌のターンオーバーを促進しニキビ跡を改善することができます。
ただし肌質や状態に合わせた化粧水を選ぶことが大切です。肌に合わない化粧水を使用すると、肌荒れの原因となることがあるため注意が必要です。
しっかり保湿する
保湿をしっかりと行うことで、肌を健やかに保ち肌の修復力を高めることができます。ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含む化粧水や乳液、クリームなどを使用することで、肌を保湿しバリア機能を高めることができます。
紫外線対策をおこなう
ニキビ跡は紫外線の影響によって悪化すると考えられています。紫外線はシミの原因であるメラニン色素を生成するため、紫外線対策を行うことが、ニキビ跡の改善にとって効果的な方法の一つとされています。紫外線対策はニキビ跡の改善だけでなく、シミやしわを予防し肌の健康を保つためにも重要なので、日常的に意識しておくことが大切です。
正しい洗顔をおこなう
洗顔は汚れを落とすために行うものであり、適切な方法で行えば余分な皮脂や汚れを落とすことができます。まず顔を水で濡らし、適量の洗顔料をやさしく泡立ててから顔全体にのせ、軽くマッサージするように洗います。その後十分にすすぎ、タオルでやさしく押さえるようにして水分を取り除きます。このような正しい洗顔はニキビ跡を改善する上で非常に重要です。
ビタミンを摂取するしっかり保湿する
ニキビ跡の改善には、体内からのケアも重要です。ビタミンCやビタミンEなど、肌の健康に必要な栄養素を摂取することで、肌の細胞の再生力がアップしニキビ跡の改善につながります。特にビタミンCはコラーゲンの生成を促進することで、肌を健やかに保ちニキビ跡の改善に効果的です。ビタミンCを多く含む食品としては、レモンやオレンジなどの柑橘類、パプリカやブロッコリーなどの野菜が挙げられます。サプリメントを活用するのも良いでしょう。
高校生も受けられるニキビ跡改善が期待できる治療方法5選
美容医療はセルフケアに比べて高額になりますが、根本からの改善が見込めます。高校生におすすめしたいニキビ跡の改善が期待できる治療方法を5つ、詳しく説明していきます。
ピコレーザー
ピコレーザーは、照射時間が短いレーザーで、メラニン色素に働きかけてニキビ跡を改善する治療法です。また、ピコレーザーは、肌への負担が少なく、施術後のダウンタイムが少ないため、学校や日常生活への影響も少ないとされています。ただし、ピコレーザーは比較的高価な治療法であるため、費用の面での検討が必要です。
ダーマペン4
ダーマペン4は顔の皮膚に針で微細な穴を開け、皮膚細胞を再生させる治療です。ニキビ跡の改善と同時に、肌のハリやツヤを取り戻す効果も期待できます。ダーマペン4は治療後に肌にかかる負担が少なく、ダウンタイムが1週間程度と短いため、長期休暇のある高校生におすすめの治療法といえます。施術中は基本的に麻酔クリームを使用しますが、チクチクとした痛みを感じることもあるため、痛みが苦手な人は担当医と相談するようにしましょう。
エレクトロポレーション
エレクトロポレーションは、微弱な電圧をかけて皮膚の細胞内に隙間を開け、有効成分を浸透させる治療法です。また、エレクトロポレーションは痛みやダウンタイムが少なく、比較的手軽に行えるため、高校生のニキビ跡治療には適した方法と言えます。ただし効果には個人差があるため、専門医の診断を受け適切な治療法を選択することが大切です。
サリチル酸ピーリング
サリチル酸ピーリングは、サリチル酸が皮膚表面に存在する油分を溶かし、毛穴内の汚れを取り除くことでニキビ跡の原因である毛穴の詰まりが解消され、肌の再生を促進することができます。またサリチル酸は、古い角質を取り除く効果もあります。これによって肌表面が滑らかになり、ニキビ跡の凹凸を目立たなくすることができます。治療後に肌が若干赤くなることがありますが、数日で回復する場合がほとんどです。
コラーゲンピール
コラーゲンピールは肌表面にコラーゲンを直接浸透させることで、ニキビ跡の改善に効果が期待できる治療法です。また肌表面の古い角質を取り除くことで、肌の再生を促進し、ニキビ跡の凹凸が目立ちにくくなる効果も期待できます。肌の水分保持力を高めることができ、肌を健康的に保ちます。
ただしコラーゲンピールは肌に刺激を与えるため、治療後に肌が赤く腫れることがあります。そのため専門医の診察を受け、適切な治療計画を立てることが重要です。
高校生がニキビ跡改善治療を受けるときの注意点
高校生がニキビ跡改善治療を受ける際には、専門医の診察を受け自己判断せずに行うことが重要です。以下で詳しく解説します。
親の同意が必要
高校生がクリニックでニキビ跡改善治療を受けるときには、親の同意が必要な場合がほとんどです。これは、未成年者が自己判断で治療を受けることができないためです。
治療には副作用や合併症のリスクがあるため、未成年者が治療を受ける際には保護者が同席し、リスクや利点について十分に話し合い理解することが重要です。
施術を受けるタイミングに気を付ける
高校生がニキビ跡改善治療を受ける際には、施術を受けるタイミングに注意を払うことが大切です。炎症や日焼けがある状態では、肌が敏感になっており、施術によって肌が傷つきさらに悪化する可能性があります。また、治療後には肌の再生に時間がかかるため、重要なイベントや旅行などがある場合は、治療のタイミングを考慮する必要があります。
ニキビ跡に関するよくある質問【Q&A】
ニキビ跡に関するよくある質問に回答します。
ニキビ跡は待てば自然に治りますか？
高校生にできたニキビ跡はいつ治りますか？
高校生にできたニキビ跡は絶対に直せますか？
当院の特徴
徹底した事前準備・アフターケア
当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。
通院しやすい立地
当院は2023年3月時点で「表参道ラウンジ」「新宿ラウンジ」「池袋ラウンジ」の3院を展開中です。どちらも駅から徒歩圏内の好立地にあるため、お買い物のついでやお仕事帰りなど、気軽にご来院いただけます。
丁寧なカウンセリング
当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。
