美白におすすめな薬4選!肌の整え方や市販薬と処方薬の違いを解説

2022.07.20

目次

白く美しい肌は加齢によって失われてしまい、くすんだ肌は実年齢よりも老けた印象を持たれてしまう可能性があります。そのため、美白肌を取り戻そうと日々のスキンケアや紫外線対策を徹底している方は多いかと思います。


今回は美白肌を取り戻すためにおすすめの薬を4つ紹介します。

美白肌について

美白肌について解説します。

肌の仕組み

肌は外側から表皮、真皮、皮下組織の順で構成されています。真皮にはコラーゲン線維やエラスチン線維があり、その間をヒアルロン酸が満たすことで水分を保持しています。表皮にはメラノサイトという細胞があり、これはメラニン色素を生成する機能を持ちます。メラニン色素は紫外線が肌の奥へ侵入するのを防ぐはたらきがあります。また、肌の血管は拡張と収縮を繰り返して体温調整を行います。

肌のターンオーバーは新しい細胞の生成と古い細胞の排出を約4週間の周期で繰り返し行うサイクルのことです。これによって細胞は入れ替わり、常に健康体を維持することができます。ターンオーバーが乱れると肌の表面に不要な角質が溜まり、これが原因でニキビなどの肌荒れが起こる場合があります。

美白肌が失われる仕組み

ターンオーバーが乱れ、角質やメラニンが肌の表面に溜まると、透明感やツヤが失われて肌のくすみや黒ずみに繋がってしまいます。また、肌の乾燥と溜まった角質によって細かい凹凸ができ、これらの影が目立ってくすみとなる場合もあります。これらが原因で、徐々に美白肌は失われてしまいます。

肌が黒っぽく見える原因

肌が黒っぽく見える原因を解説します。

シミやそばかす

シミはメラニン色素が溜まることによってできる斑点です。シミの種類は様々で、薄くてすぐに隠せるものから、濃い褐色をしていて隠しにくいものまであります。シミの原因は紫外線によるダメージの蓄積やニキビなどの肌の炎症が一般的です。また、ホルモンの乱れなどもシミができる原因とされています。

そばかすは頬や鼻の周りにできる褐色の小さく複数ある斑点です。そばかすはシミとは違って、遺伝によって発症することが多いです。シミやそばかすが顔にできると、全体的に黒ずんで見えます。

角質肥厚

肌の表面に古い角質がたまることで皮膚が厚くなる場合があります。この角質肥厚は加齢や睡眠不足などによるターンオーバーの乱れが主な原因とされています。角質肥厚が起こると、肌の透明感やツヤが失われてくすみが現れます。このくすみが顔を黒っぽく見せる原因になる可能性があります。

また、角質肥厚によって肌のバリア機能が失われる可能性があります。紫外線や摩擦などの外部からの刺激に弱くなるので、他の肌トラブルに繋がりやすくなります。

乾燥

肌は潤うことによってキメが整い、肌表面が均等に光に反射して透明感のある美白肌に見えます。しかし、乾燥することで肌のキメは乱れ、細かい凹凸を作り肌に影ができます。これによって、顔がくすんで見える可能性があります。

血行不良

血行不良は皮膚の血管に流れる血液量が減ることで起こります。人の顔は血液の赤みが健康的に見せているため、赤みが無くなることで目の下にクマが現れやすくなり、全体的に疲れている印象になる可能性があります。血行不良は睡眠不足や食生活の乱れなどが原因で起こります。これらによるストレスは血管を収縮させ、毛細血管の血流を減少させてしまいます。そして、顔の赤みが無くなって黒ずみが目立つようになります。

美白肌を保つ方法

美白肌を保つ方法を紹介します。

ターンオーバーを正常化する

ターンオーバーを正常化することで、皮膚はバリア機能を保ち、肌トラブルを未然に防ぐことが期待できます。また、細胞が一定の周期で生まれ変わるようになり、くすみなどの改善にも効果を期待できます。ターンオーバーの正常化はセルフケアでは難しいと言われているため、より効果的にターンオーバーを正常化したい方はクリニックに相談することをおすすめします。

コラーゲンを生成する

コラーゲンは体内の約30%を占めているタンパク質で、人の体の様々な器官を構成しています。コラーゲンは真皮の主成分なので、コラーゲンが不足することで肌のハリや弾力が失われます。コラーゲンは加齢によって減少します。そのため、美白肌を取り戻すためには、コラーゲンを生成する力を促す必要があります。

コラーゲンはアミノ酸とビタミンCを材料に、鉄分のサポートを受けて生成されます。そのため、コラーゲンを生成するためには、鉄分を中心とした栄養バランスの整った食事を継続しましょう。中には、コラーゲンの生成に効果的な成分が配合されているスキンケア商品があります。これらを積極的に利用して、体内のコラーゲンを増やすことをおすすめします。

肌を保湿する

健康的な肌の水分量は25%前後と言われ、この数値を下回ると、カサつきやキメの乱れなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。これらの肌トラブルが進行すると、くすみやシミとなって現れます。肌の水分量を整えるために、保湿を徹底しましょう。

保湿成分が配合されているものを選び、毎日欠かさずに使用するのをおすすめします。また、洗顔時は優しく撫でるように洗い、頻度は1日に2回までにしましょう。保湿を徹底することで肌のくすみを予防し、美白肌を保つことが期待できます。

クリニックに相談する

美白肌が失われる原因は様々です。より効果的に美白肌を手に入れたい場合はクリニックの活用をおすすめします。クリニックでは専門の方が診察を行って、一人ひとりに合う対処法を提案するので、一度相談してみてください。

市販薬と処方薬の違い

市販薬と処方薬には明確な違いがあります。それぞれの特徴を解説するので、ぜひ選ぶときの参考にしてみてください。

市販薬の特徴

市販薬は、医師の診察を受けずにお客様の判断で購入できます、そのため、様々な人が使用しても副作用が出ないように、処方薬に比べると成分量が抑えられていることが多いです。市販薬は自分で判断して使用するため、中には複数の薬を服用する方もいます。そのため、場合によっては問題が発生することがあります

処方薬の特徴

処方薬は市販薬と比べて高い効果を期待できますが、その分副作用が起こる可能性が高いです。しかし、医師の診察を受けて処方するため肌が弱い人は処方薬の方が安心して使用できます。

これは市販薬でも同様のことが言えますが、美容内服薬は即効性が期待できません。処方薬は市販薬とは違い、診察代などを支払います。始めは効果を実感することができずに、毎日モチベーションを保つことが難しくなるかと思いますが、効果が出るまで数ヶ月かかることも多いので、諦めずに継続して服用してください。

美白を得るためにおすすめの薬

美白を得るためにおすすめの薬を4つ紹介します。

ユベラ

ユベラはビタミンEを主成分としている内服薬です。皮膚の代謝を促し、ターンオーバーの正常化や、血流の改善に効果を期待できます。血流が改善されると、栄養が全身に送られるだけでなく、血液中の老廃物も流れやすくなります。また、外部のダメージから肌を守る抗酸化作用も持ち、シミやくすみができにくい肌を作ることができます。

シナール

シナールはビタミンCとパントテン酸(ビタミンB5)が配合された内服薬です。妊娠中や授乳中にも使用できるため、比較的安全な薬として知られています。

メラニンの生成を抑えることができ、シミやそばかすを予防することが期待できます。また、美白には欠かせないコラーゲンの生成の促進にも効果を期待できます。

トラネキサム酸

トラネキサム酸はトランサミンとも呼ばれ、人工合成されたアミノ酸で作られています。炎症を引き起こす生体内の酵素「プラスミン」を抑制する​​作用を持ち、肌内部での炎症を鎮める効果を持ちます。ニキビ跡の改善などの作用もあるため、美白肌を得るにはおすすめの薬です。トラネキサム酸は、プロスタグランジンと呼ばれるメラニンの生成を活性化する細胞を抑制する効果を持ちます。そのため、治療が難しいとされている肝斑にも効果を期待できます。

ハイチオール

ハイチオールは体内にもともと存在するアミノ酸の一種で、皮膚や髪などの元になるタンパク質を構成しています。ビタミンCと同時に摂取することで、過剰なメラニンの生成を抑制し、ターンオーバーの正常化を促進する効果を期待できます。ハイチオールは内服薬だけでなく、外用薬もあります。

美白に効果的な薬についてよくある質問【Q&A】

美白に効果的な薬について悩みを持つ方の質問に解答していきます。

処方薬を市販や通販で購入できる?

市販や通販で購入することは可能です。しかし、市販で売られている薬と医療機関で処方される薬は成分の配合量が異なります。より高い美白効果を期待するためには、有効成分の含有量が多い医療機関で処方されている薬をおすすめします。

美白の処方薬は保険適用される?

美白の薬は基本的には保険適用はされません。医療保険は疾患の治療を目的とした場合のみに適用されるため、美容目的では保険が適用されることはありません。

薬の服用を辞めたら美白は失われる?

薬の服用を辞めると元の肌に戻る可能性があります。美白を維持させたい場合は薬の服用を継続させることをおすすめします。

当クリニックの3つの特徴

それでは、当院NOVUS Beauty Clinicの3つの特徴をご紹介します。

徹底した事前準備・アフターケア

当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。

通院しやすい立地

当院は2022年8月時点で「表参道ラウンジ」「新宿ラウンジ」の2院を展開中です。どちらも駅から徒歩圏内の好立地にあるため、お買い物のついでやお仕事帰りなど、気軽にご来院いただけます。

丁寧なカウンセリング

当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。

肌の黒ずみでお悩みならNOVUS Beauty Clinicへご相談

今回は美白効果を期待できる薬について解説しました。NOVUS Beauty Clinicはお客様1人ひとりの悩みに寄り添い、その的確な対処法を提案させていただきます。肌トラブルについてお悩みの方はNOVUS Beauty Clinicへご相談ください。

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