顎のボトックス注射について医師が解説｜顔の印象改善に効果的

「顎のボトックスには、どんな効果があるの？」「興味はあるけれど、どんな施術か分からない」このように考えられている人も多いのではないでしょうか。顎のボトックス注射は、気になる梅干しジワやフェイスラインの改善効果が期待できる施術です。

この記事では、顎のボトックス注射の概要や効果、副作用などについて解説します。

目次

顎のボトックス注射とは

顎のボトックス注射とは、筋肉を緩める作用があるボツリヌストキシンを顎のオトガイ筋に注入する施術です。オトガイ筋は下唇や下顎を持ち上げるときに働く筋肉です。歯並びや噛み合わせの悪さによって、このオトガイ筋に力が入り過ぎると、梅干しジワやフェイスラインが崩れる原因になります。顎にボトックス注射を打つと顎の筋肉が緩まり、しわの改善やフェイスラインを整える効果が期待できます。

顎のボトックス注射による効果

顎のボトックス注射は、主に次の３つの効果が期待できます。ここでは、それぞれの効果について解説します。

フェイスラインの改善

顎周辺の筋肉が発達している人は、フェイスラインがもたついたように見えることがあります。顎にボトックス注射を打つと顎の筋肉の緊張が弱まり、すっきりしたフェイスラインをつくる効果が期待できます。

梅干しジワの改善

顎にできるしわは、梅干しのように見えることから「梅干しジワ」とも呼ばれています。

顎の梅干しジワは、顎にあるオトガイ筋の緊張によって起こります。歯並びが悪い人や顎が後退して口を閉じにくい人は、無意識のうちにオトガイ筋に力が入りやすく、梅干しジワができやすくなります。顎のボトックス注射でオトガイ筋の緊張を緩めることによって、梅干しジワの改善が期待できます。

顎関節症の改善

顎関節症の原因は、睡眠時の歯ぎしりやストレスによる歯の食いしばりなど顎周辺の筋肉に力が入り過ぎることが考えられます。顎にボトックス注射を打つと、筋肉に力が入り過ぎることを抑制し、歯ぎしりや食いしばりが起きにくくなります。定期的に治療を行うことで、顎関節症の改善に効果が期待できます。

顎のボトックス注射の副作用・ダウンタイム

顎のボトックス注射で起こりうる主な副作用・ダウンタイムは以下の3つです。

腫れ・赤み

ボトックス注射は、皮膚に針を刺して薬剤を注入するため、患部に腫れや赤みが現れることがあります。多くの場合は１週間程度で症状が治まります。

内出血

まれに針を刺した箇所に内出血を起こすことがあります。内出血は施術をした翌日から目立つことが多いですが、その後1週間から10日程度で消えることがほとんどです。

膨らみ

顎にボトックス注射を打つと、施術箇所が膨らむことがあります。

これは、ボトックスが筋肉の一部にだけ効いて、対象の筋肉全体に効果が現れていないことが考えられます。ボツリヌストキシンは数日かけて徐々に効いていくので、全体に効果が出るまでの過程で起こる現象です。膨らみは一般的に10日程度で改善することが多いですが、改善しない場合は施術を受けたクリニックに相談しましょう。

顎のボトックス注射による効果の持続期間

顎のボトックス注射の効果は、個人差はあるものの一般的に3～6ヶ月程度持続します。ボトックス注射の薬剤は時間の経過とともに体内に吸収されるため、効果は永続的ではありません。効果を長期間持続させるためには、定期的に施術を継続する必要があります。

ヒアルロン酸注射との併用で相乗効果が期待できる

ボトックス注射とヒアルロン酸注射は異なる特性を持っており、併用することで相乗効果が期待できます。

ボトックス注射は筋肉を緩め、顎をすっきりと見せるのに効果的です。それに対してヒアルロン酸注射は顎にハリを出し、理想の形に整えます。ボトックス注射で筋肉が動きにくくなった顎にヒアルロン酸を注入すると、型崩れが起きにくく、理想のフェイスラインが目指せます。

顎のボトックス注射はこんな人におすすめ

顎のボトックス注射は、手軽に顎のしわやフェイスラインを改善したい人におすすめの施術です。メスを使用する外科的な顎の治療は体に負担がかかり、ダウンタイムが長いというデメリットがあります。

顎のボトックス注射は、施術時間は5～10分程度、ダウンタイムが短く副作用のリスクが少ないため忙しい人にもおすすめです。

顎のボトックス注射に関するよくある質問【Q&A】

顎のボトックス注射は痛みを感じますか？

痛みの感じ方には個人差がありますが、針を刺したときにチクっとした痛みがあります。ボトックス注射では採血や点滴で使用するものより細い針を使用します。痛みが不安な人は麻酔の使用も可能ですので施術前に相談してみましょう。

院長斉藤 拓也

顎のボトックス注射を打ち続けるとどうなりますか？

ボトックス注射を打ち続けても、体への悪影響は少ないとされています。むしろ継続することで効果を持続させることができます。ただし短期間に高頻度でボトックス注射を打ち続けると、成分に対する抗体ができてしまい、期待した効果を得られないことがあります。医師と相談しながら適切な頻度で施術を受けましょう。

院長斉藤 拓也

顎のボトックス注射のデメリットは何ですか？

ボトックス注射のデメリットとして、施術後すぐに効果を実感しにくいことが挙げられます。ボトックス注射の効果は2～3日後から徐々に現れ、施術後2週間ほどで効果が安定します。即効性を求める人にはデメリットと言えるかもしれません。

院長斉藤 拓也

顎のボトックス注射で注意すべきことはありますか？

ボトックス注射の施術後、数日間は激しい運動、長時間の入浴、アルコールの摂取など過度に血流を促進する行動は避けましょう。血行が良くなると腫れや赤みが強く現れることがあります。また、患部を揉んだり、圧迫するなど刺激を与えると薬剤が他の部位に分散し、思ったような効果が得られないことがあります。

院長斉藤 拓也

当院の特徴

料金一覧

ボトックス/アラガン社ボトックスビスタ

顔（1部位※） ※額、眉間、目尻、鼻根、バニー、ガミー、口角、顎から1箇所		¥ 28,000
ボトックスリフト		¥ 45,000
エラ		¥ 45,000
肩		¥ 75,000
脇		¥ 100,000
オーダーメイド		¥ 55,000

ボトックス／ナボタ

顔（各部位）		¥ 15,000
ボトックスリフト		¥ 24,000
エラ		¥ 24,000
肩		¥ 53,000
脇		¥ 40,000
オーダーメイド		¥ 35,000

※価格は全て税込みです。
※価格は予告なく変更する場合があります。
※2023年2月2日時点の情報です。

顎のボトックスならNOVUS Beauty Clinicへ

本記事を監修している当院「NOVUS Beauty Clinic」では、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。
おでこのボトックスに興味がある方や、豊富な施術実績のあるプロの手による施術を受けたい方は、ぜひ当院の美容施術で改善してみませんか？まずはお気軽に当院へご相談ください。

カウンセリング予約はこちら

【関連記事】
⇒ボトックス注射の施術頻度は？持続期間や効果を継続させるコツを解説

⇒小顔になる方法とは？3つの方法や美容治療について解説

• 
• 
• 
•