稗粒腫を自分で除去することはNG!日常的にできる6つの予防方法を徹底解説

2022.10.06

「稗粒腫って自分で除去してもいいの?」「稗粒腫を針とピンセットで除去する方法を見たけど何かリスクはある?」とお考えの人はいませんか?


稗粒腫は特に目の周囲にできやすいので、鏡を見る時やふとした瞬間に気になってしまいますよね。


本記事では、稗粒腫を自分で除去することに関して解説し、日常的にできる6つの予防方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

稗粒腫って何?

稗粒腫とは、肌の一番外側にある表皮の下にできる直径1~2mm程度の白~黄白色の硬いブツブツです。


稗粒腫は良性の腫瘍なので、放置をしても悪化するリスクはありません。

しかし、数が増えることで見た目が悪化してコンプレックスに繋がることもあるでしょう。


また稗粒腫には、生まれつきあるものと、突然できる原発性、大人になってからできる続発性があります。

稗粒腫の仕組み

稗粒腫は、毛穴の入り口付近の表面皮膚が角質として皮膚の中に入り込み、その角質が古くなって固まって形成されています。


大人になってからできる稗粒腫は、、特にターンオーバーの滞りが大きな原因として挙げられるでしょう。


私たちの肌は約6週間のサイクルで肌の細胞が生まれ変わるターンオーバーが行われています。

ターンオーバーが正常に行われていれば定期的に古い角質は体外へ排出されますが、生活習慣の乱れや加齢などによってターンオーバーが滞ることで、稗粒腫の原因になってしまうのです。

稗粒腫の原因

稗粒腫の原因は以下の通りです。

  1. 生まれつき
  2. 切り傷や擦り傷、紫外線(外部刺激)
  3. ケラチン(タンパク質)が溜まる

生まれつき以外は、外部刺激や加齢などによるターンオーバーの滞りが主な原因とされています。

稗粒腫ができやすい部位

稗粒腫ができやすい部位は以下の通りです。

  • 目の周り
  • 陰部
  • 鼻先など

稗粒腫は顔にできることが多く、色が白いので人によってはニキビと勘違いする人もいます。

また陰部にできた場合、何かの病気ではないかと不安になる人もいるでしょう。


稗粒腫はかゆみや痛みを伴わないので、これらの症状がない白〜黄白色のブツブツができたら、稗粒腫の可能性があります。

稗粒腫は自分で除去しても大丈夫?

次は、稗粒腫を自分で除去しても大丈夫なのかについて徹底解説していきます。

稗粒腫は通常自分で除去することはできない

通常、稗粒腫は表皮の下に張り付いているので、自分で除去することは難しいです。

実際に触ってみるとわかりますが、軽く引っ掻く程度では取れません。

針やピンセットで無理に除去するのはNG

インターネット上では、稗粒腫を針で刺し、ピンセットで中身を除去する方法を紹介しているものもありますが、無理に稗粒腫を取ろうとすると皮膚に傷がついて痕が残る可能性が高いです。


加えて、除去後に適切な処置を行わないまま放置すると傷口からバイ菌が入って細菌感染を起こすリスクもありますので、自分で除去するのはやめましょう。

赤ちゃんの場合、そのまま放置しても大丈夫

赤ちゃんに稗粒腫ができている場合、成長と共に自然と取れることがほとんどです。

そのため、無理に除去しようとせずそのまま放置して様子を見てみましょう。

稗粒腫ができたら皮膚科を受診しましょう

ここまでのまとめとして、自分で稗粒腫を除去することはリスクが高いです。

毎日忙しく病院に行く暇がない人や、稗粒腫の除去にお金をかけたくないという人もいるかと思いますが、安全性を考慮して皮膚科を受診することをおすすめします。

日常的にできる稗粒腫の5つの予防方法

次は、日常的にできる稗粒腫の5つの予防方法を徹底解説していきます。

ターンオーバーの正常化

稗粒腫はターンオーバーの滞りによって形成される可能性が高いです。

そのため、第一に大切なことは日常的にターンオーバーの周期を整え、正常化させることです。

定期的なピーリング

ピーリングは、特殊な薬剤を皮膚に塗布することで古い角質を除去するケア方法です。

このピーリングにより、古い角質を除去し肌のターンオーバーを整えることができます。


近年、ドラッグストアでもピーリングジェルが販売されており、お家で気軽に角質ケアをすることができます。しかし、人によっては肌に合わない可能性もあるので、その場合は一度皮膚科などを受診してプロの手でピーリングを受けてください。

バランスの良い食事

ターンオーバーを整え、正常化させるためには日々の食事も意識する必要があります。

ビタミンB2やB6は粘膜や皮膚を健康に保ち、肌荒れを防ぐ効果が期待できます。

その他にも、肌はタンパク質から作られているので、タンパク質の摂取も大切です。

成分食べ物
ビタミンB2
  • 魚肉ソーセージ
  • 乳製品
  • 乾燥わかめなど
ビタミンB6
  • ささみ肉
  • マグロ
  • バナナ
  • さつまいもなど
タンパク質
  • 肉類
  • ツナ
  • 乳製品など

質の良い睡眠

皆さんはゴールデンタイムと言う言葉を耳にしたことはありますか?

ゴールデンタイムとは、成長ホルモンが集中的に分泌される時間帯のことです。


以前は22時~2時の間とされていましたが、重要なのは時刻ではなく、睡眠の深さです。基本的に深夜1時〜3時頃に深い眠りに入っている状態を作ることが大切です。

適度な運動

適度な運動は稗粒腫の予防以外にも、ストレス発散や肥満対策に繋がります。

また汗をかくことで、体の老廃物を体外へ排出することもできます。


手軽に行えて健康効果が期待できる適度な運動としてはウォーキングがおすすめです。

例えば、いつもは電車やバスを使用する一駅分を歩いたり、買い物に行く際は自転車ではなく徒歩に切り替えるなど、ちょっとしたタイミングでウォーキングを行ってみましょう。

皮膚を清潔に保つ

オイリー肌(脂性肌)の人は、毛穴に皮膚が詰まりやすいことで稗粒腫ができやすくなります。

そのため、汗をかいたら清潔なタオルで拭き取ったり、洗顔や保湿ケアをしっかり行ったりして皮膚を清潔に保つように心がけてください。

正しい洗顔と保湿を行う

洗顔や保湿は正しい方法で行わないと、肌にダメージを与えてしまいます。

ここでは正しい洗顔方法と保湿方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

洗顔方法

  1. 手を洗う
  2. ホットタオルで毛穴を開く
  3. 32度前後のお湯を使用して洗顔料をよく泡立てる
  4. 皮脂が多い部分から洗う
  5. ぬるま湯で20~30回程度すすぐ

洗顔前にホットタオルで毛穴を開くことで、汚れが落ちやすくなります。

また、洗顔料は洗顔ネットなどで泡立てて肌への負担を軽減しましょう。

保湿方法

  1. 化粧水を手に出したら温め、角質まで浸透するよう肌を手で覆って浸透させる
  2. 乾燥が気になる部分に美容液で保湿成分を補う
  3. 乳液で油分を与える
  4. 保湿クリームでうるおいを閉じ込める

肌が乾燥肌の人は、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンが含まれているものがおすすめです。

手が汚れるのが嫌な人はコットンを使用してもOKですが、コットンの摩擦が肌へダメージを与えることもありますので、敏感肌や乾燥肌の人はできるだけ手で保湿を行いましょう。

稗粒腫に関するよくある質問【Q&A】

次は、稗粒腫に関するよくある質問【Q&A】について回答していきます。

稗粒腫を触っていたら勝手に取れました

稗粒腫を自分で除去したら腫れて痛いです

稗粒腫は一度除去すれば再発はしませんか?

当院の3つの特徴

ここからは当院の特徴を3つご紹介します。

徹底した事前準備・アフターケア

当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。

通院しやすい立地

当院は新宿と表参道に一つずつクリニックを設けているため、通院しやすく、多くのお客様にご来院いただいています。お仕事帰りやお出かけ中の空き時間にふらっと訪れやすいのが魅力です。

丁寧なカウンセリング

当院では、お客様に効果の高い施術をご提供するためカウンセリングに力を入れております。時間をかけてじっくりとお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。

稗粒腫に関する質問はNOVUS Beauty Clinicへ

今回は、稗粒腫を自分で除去して良いのか、日常的にできる6つの予防方法を徹底解説しました。NOVUS Beauty Clinicはお客様一人ひとりの悩みに寄り添い、ベストな対処法を提案させていただきます。今回の記事も、参考になれば幸いです。

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