メトホルミンダイエットとは?ダイエット効果が期待できる3つの理由や飲み方などを解説

2022.11.10

「メトホルミンを飲んで気軽にダイエットをしたい」「どのくらい効果があるのか知りたい」とお考えの方はいませんか?

メトホルミンは食欲を抑えてくれる効果があることで人気のお薬です。本記事ではメトホルミンを用いたダイエットについて、効果や用量、副作用などを解説します。

※NOVUS Beauty Clinicでのメトホルミンの取り扱いはございません

目次

メトホルミンとは?

メトホルミンとは、糖尿病を治療する薬として使われている医薬品で、ダイエットに効果が期待できる成分として注目され始めました。「糖質の生成を抑制すること」「インスリンの働きを高めること」が大きな特徴です。

他の医療ダイエットで使用される薬ではインスリンの分泌を促進する作用がありますが、メトホルミンにはその作用はありません。インスリンの分泌量はそのままに、感受性を高めるところに違いがあります。

メトホルミン以外の医療ダイエット薬

ここで、メトホルミン以外の医療ダイエットで使用される薬と、メトホルミンは具体的に何が違うのかを比較してみます。以下はダイエットの効果が期待できる薬の中でも有名な「リベルサス」と「ゼニカル」で比較した表です。

メトホルミンリベルサスゼニカルサノレックス

有効成分:メトホルミン
消化管からの糖の吸収を抑制
肝臓による糖新生の抑制
インスリンへの感受性が向上

有効成分:セマグルチド
血糖値を下げるGLP-1を含む
インスリンの分泌を促進

有効成分:オルリスタッド
食事に含まれる油を体外に排出

有効成分:マジンドール
食欲の抑制
代謝の促進
 ※NOVUS Beauty Clinicでのメトホルミン、リベルサス、ゼニカル、サノレックスの取り扱いはございません。
 

メトホルミンダイエットの3つの効果

メトホルミンは、消化管での糖の吸収を抑える働きによって急激な血糖値の上昇を防いでくれます。この仕組みを利用することで、太りにくい体に近づけるのです。

理由①:体重が増えにくくなる

メトホルミンは、消化管での糖の吸収を抑える働きによって急激な血糖値の上昇を防いでくれます。この仕組みを利用することで、太りにくい体に近づけるのです。

理由②:程よく引き締まった体に近づける

メトホルミンにはAMPKという酵素を活性化させる力があります。AMPKは、体全体のエネルギー量を調整する働きを持っています。メトホルミンの服用によってエネルギーが体の中で効率よく使われるようになり、筋肉量を増やす効果が期待できるのです。

理由③:体型に関係なく服用できる

メトホルミンは、服用者の体型に捉われず効果が期待できます。
一般的に、肥満治療薬として使われる薬を瘦せ型の方が服用すると、不健康に見えるほど痩せてしまうリスクがあります。しかしメトホルミンは、今の体重を維持することに向いている薬なので、元々痩せている方でも取り入れやすいのが魅力です。

メトホルミンの副作用

メトホルミンには以下のような副作用が報告されています。

  • 下痢
  • 倦怠感
  • 食欲不振
  • 腹痛
  • 発疹
  • かゆみなど

メトホルミンの副作用の中でも特に深刻な副作用は「乳酸アシドーシス」です。

乳酸アシドーシスとは、体の中でブドウ糖の生成が抑制されることにより、乳酸が体の中に溜まってしまう状態を表します。下痢や倦怠感、筋肉痛などが初期症状として起こり、過呼吸や脱水、低血圧などの深刻な副作用へ変化していく特徴があります。

上記のような症状が起こったら、ただちに使用を中止して、処方を受けたクリニックへ相談してください。

メトホルミンダイエットの注意事項

服用できない人もいる

メトホルミンを服用できない方は以下の方々です。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 脱水や脱水状態が懸念される下痢、嘔吐などの胃腸障害がある方
  • アルコール依存症の方
  • 利尿作用を有する薬剤を飲んでいる方
  • 過去に乳酸アシドーシスになったことがある方

こちらに該当されていない場合でも、何かお薬を日常的に服用している方や、自分は服用できるのか不安をお持ちの方は、お近くのクリニックや当院へ気軽にご相談ください。

CT検査があるときは服用できない

メトホルミンはCT検査の予定があるときは服用しないようにしましょう。CT検査で使われるヨード造影剤の作用で、腎機能が低下し、乳酸アシドーシスを起こすリスクが高まる可能性があります。

この場合は自らで中止の判断を行わず、医師に相談して指示を仰ぎましょう。

併用できない成分がある

「アドレナリン」「ピラジナミド」「イソニアジド」との併用は控えてください。どの成分も血糖値を下げる作用が減弱する可能性があるため、該当するお薬を服用している方は、事前にクリニックへ相談しましょう。

糖尿病患者以外は保険適用外になる

メトホルミンは糖尿病治療薬であるため、糖尿病患者以外が処方してもらう場合は保険適用外になります。

メトホルミンを飲むタイミング

飲むタイミングは1日2~3回です。食前と食後どちらの内服であっても、メトホルミンの効果が変わる可能性は低いとされています。自分が忘れにくいタイミングを見つけて習慣づけるのがおすすめです。

メトホルミンの薬価

製薬会社によって少し異なる場合がありますが、1錠10.1円のものが多いです。例えば、メトホルミン錠250mgを1日3錠(750mg)服用した場合、30日で909円になります。

ただし受診するクリニックによって価格は異なります。

メトホルミンダイエットに関するよくある質問【Q&A】

メトホルミンダイエットはどのくらいで効果が期待できますか?

メトホルミンの適切な用量はどれぐらいですか?

メトホルミンとフォシーガを併用してダイエットを行っても良いですか?

※NOVUS Beauty Clinicでのフォシーガの取り扱いはございません。

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当院の特徴

幅広い美容施術に対応

本記事を監修しているNOVUS Beauty Clinicでは、幅広い美容施術に最新機器を使用して対応している美容クリニックです。

中でも、ハイフ(HIFU)やオーダーメイド糸リフト、顔の脂肪吸引など、顔や体を細く見せたいお客様の悩みにぴったりな施術法をご用意しております。

丁寧なカウンセリング

当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。

通院しやすい立地

当院は2022年11月時点で「表参道ラウンジ」「新宿ラウンジ」の2院を展開中です。どちらも駅から徒歩圏内の好立地にあるため、お買い物のついでやお仕事帰りなど、気軽にご来院いただけます。

美容施術ならNOVUS Beauty Clinicへ

本記事を監修している当院「NOVUS Beauty Clinic」では、快適な完全個室空間で、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。

今、ダイエットや美容施術に興味がある方は、お気軽に当院へご相談ください。

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