ピコトーニングの美容効果｜効果的な施術回数や持続期間なども解説

2023.01.26

シミ、くすみ、肝斑（かんぱん）など、年を重ねるごとに肌の悩みはつきません。そのような肌悩みの解決におすすめなのが「ピコトーニング」です。ピコトーニングは、シミやくすみだけでなく、今までレーザー治療が難しかった肝斑にもアプローチできます。

この記事では、ピコトーニングの効果や施術回数、持続期間について詳しく解説します。

ピコトーニングとは

ピコトーニングは、肌に低出力のレーザーを照射し、肌のメラニン色素を徐々に排出していく治療方法です。非常に短い時間で肌を照射するので、肌へのダメージや痛みが少なく、ダウンタイムが短いという特徴があります。これまでレーザーでの治療が難しかった薄いシミや肝斑にも効果を発揮し、繰り返し施術を行うことで肌のトーンアップが期待できます。

ピコトーニングで見込める美容効果

ピコトーニングの美容効果について、以下で詳しく解説します。

シミ・くすみ・そばかすの改善

ピコトーニングは、弱い出力のレーザーを肌に照射し、シミやくすみの原因となるメラニン色素を少しずつ破壊します。複数回の照射を繰り返すことで、シミ・くすみ・そばかすなどを徐々に薄くしていきます。さらに、ピコトーニングを顔全体に照射することで、肌のトーンアップが期待できます。

肝斑（かんぱん）の改善

肝斑とは、両頬やあごなどに広がる薄い茶色のシミのことです。

肝斑は刺激を与えると炎症を起こすため、高い出力のレーザーが使用できませんでした。しかしピコトーニングは低出力のレーザーを照射するので、肝斑に刺激を与えずに治療することが可能です。

開いた毛穴の改善

ピコトーニングは、毛穴の引き締めや皮脂を抑制する効果が期待できます。ピコトーニングのレーザー照射で肌のターンオーバーを促進することで毛穴の開きやざらつきの改善にも効果的です。

赤ら顔の改善

赤ら顔は、皮膚の内側にある毛細血管が広がることで起こります。

ピコトーニングは、毛細血管のある真皮に届き、広がった毛細血管を収縮させる作用があります。繰り返し照射することで毛細血管が正常に戻り、赤ら顔の改善が期待できます。

肌のハリ・たるみの改善

ピコトーニングのレーザーは、真皮層にある線維芽細胞（せんいがさいぼう）を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促します。肌にハリや弾力が生まれ、たるみや小ジワを改善して若々しい肌へと導きます。

ピコトーニングの効果が見込める施術回数

ピコトーニングは、弱い出力のレーザーを肌に照射し、少しずつメラニン色素を破壊してシミやくすみなどを薄くしていく治療です。そのため、1回の治療では大きな変化を感じられないことがほとんどです。ピコトーニングは、照射を繰り返すことで薄いシミや肝斑の改善が期待できます。効果を実感できる回数は、一般的に5～10回程度が目安です。肌の状態や個人差がありますが、くすみは5回程度、肝斑は10回程度の治療で変化を感じる方が多いようです。

ピコトーニングによる効果の持続期間

ピコトーニングの効果は永続的ではありません。効果の持続期間は、個人差がありますが、半年程度続く方もいるようです。効果を持続するためには、定期的にピコトーニングを受ける必要があります。治療を受ける適切な頻度は肌の状態により変わるので、クリニックで相談すると良いでしょう。

ピコトーニングの副作用・ダウンタイムについて

ピコトーニングの副作用やダウンタイムについて解説します。

ピコトーニングの副作用

ピコトーニングを受けた後、赤みやヒリヒリ感が出ることがあります。いずれも数時間～1日程度で治まることがほとんどです。長引く場合は医師に相談しましょう。

ピコトーニングのダウンタイム

ピコトーニングはダウンタイムがほとんどありません。照射後にほてりやチクチク感がある場合も、通常は数時間で治まります。施術後にメイクも可能です。

ピコトーニングに関するよくある質問【Q&A】

ピコトーニングは何日おきの間隔で受けると効果的ですか？

ピコトーニングは、一般的に約2～4週間に1回のペースで受けるのがおすすめです。回数を重ねるうちに間隔をあける場合もありますので、医師の指示に従いましょう。

ピコトーニングを受けると一時的にシミが濃くなるのは本当ですか？

ピコトーニングを受けた後、シミが一時的に濃く見えることがありますが、一過性のもので自然に目立たなくなることがほとんどです。レーザー照射は肌にとって大きな刺激となるため、施術後には肌ダメージが起きやすくなります。いち早く薄くするためにも医師からの注意事項を守り、肌に刺激を与えないように気を付けて過ごしましょう。

ピコトーニングを途中でやめたらどうなりますか？

途中でピコトーニングをやめても、肌の状態が悪化することはありません。ピコトーニングの照射回数が不十分な状態で治療をやめると、治療途中の肌の奥にあったシミが表面に出てくることで、シミが濃くなったと感じることがあります。期待した効果を得るためには、肌の症状に合った適切な回数の治療をすることが大切です。

ピコトーニングの料金は1回あたりどの程度かかりますか？

ピコトーニングの料金はクリニックにより異なります。以下に当院の料金表を記載しますので、参考にしてみてください。