
ニキビは多くの人が経験する皮膚疾患のため、皮膚科に行くほどでもないと考えられることが多いです。しかし、実際はセルフケアだけでは根本的に治療することは難しく再発してしまうこともあります。今回は、皮膚科に行くべきニキビの種類や理由、受診するタイミングなどを詳しく解説します。
目次
皮膚科に行くべきニキビの種類
ニキビは炎症の度合いによって種類が分かれており、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビの順に炎症がひどくなっていきます。
赤ニキビや黄ニキビの状態になって初めて皮膚科を訪れる方が多いですが、白ニキビの段階で皮膚科を受診することがおすすめです。早期に治療することで、ニキビ跡が残りにくくきれいに治る可能性が高くなります。
ニキビができたら皮膚科に行くべき理由5選
ニキビは早めに治療を受けないとボコボコとしたニキビ跡になり、セルフケアでの対処が難しくなります。
ここでは、ニキビができたら皮膚科を受診した方が良い主な理由を5つ解説します。
ニキビが悪化する恐れがある
ニキビはひどくなるほどセルフケアでは治りづらく、炎症が悪化していくという負のループに陥ってしまいます。1日でも早くニキビを治したい人こそ皮膚科を最終手段だと思わず、悪化する前に受診するようにしましょう。
ニキビ跡になる恐れがある
ニキビの炎症がひどくなるほど、ニキビ跡が残ってしまう可能性が高くなります。ニキビ跡はセルフケアでの完治は難しく、医療機関でも治療が長引く場合が多いです。できるだけ早い段階で医師や専門家に相談し、治療を開始することをおすすめします。
適切な処置を受けられる
病院のニキビ治療は基本的に、塗り薬、飲み薬、ピーリングの3方向のアプローチを組み合わせて行われます。塗り薬やピーリング剤などは市販もされていますが、病院で処方されるものとは作用や濃度が異なり、期待する効果が得られない可能性があります。
ニキビかどうか判断できる
顔や首の周辺にできる吹き出物が、すべてニキビであるとは限りません。自己判断で治療をするのはリスクが高く、ニキビだと思ってケアしていたものがニキビではなかったというケースもあります。まずはしっかりとニキビかどうかを判断してもらうために、専門家の診察を受けることが大切です。
合併している疾患が判明する可能性がある
重度のニキビの場合、そのほかの疾患が合併している可能性があります。例えば20〜30代の月経異常を伴う女性でニキビが重症化している場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を合併している可能性が挙げられます。セルフケアを続けていると、これら合併症の存在に気付かずに放置してしまう恐れがあります。
ニキビ治療のために皮膚科へ行くタイミング

白ニキビがあるとき
ニキビは皮膚疾患のため、どれほど軽い段階でも病院で治療が受けられます。肌ダメージが重症化してからでは治るまでにそれなりの日数が必要になるため、腫れや膿ができるだけ少ないうちから治療を始めることがおすすめです。
背中にニキビができたとき
背中の皮膚は顔よりも厚く、ニキビを治療するのに時間がかかる傾向があります。そのため「背中に強いかゆみがある」「触るとブツブツがある」「赤い発疹がいくつもある」といった場合は、早めの受診を推奨します。背中は、衣服でこすれやすかったり、寝る時に体重がかかったりして重症化しやすいのも特徴です。
セルフケアでニキビがなかなか治らないとき
セルフケアで揃えられる市販のケア用品の効果には限界があり、病院で処方される治療薬や施術に比べて期待できる効果は低いです。また、ほかの皮膚炎やマラセチア毛包炎といった別の病気をニキビと間違えているケースもあり、間違ったケアをしている可能性もあります。自分でケアしていても治らない際は、病院を受診するきっかけにしてみてください。
治ってもすぐにニキビが再発するとき
同じ場所に繰り返しニキビができるケースも少なくありません。一見治ったように見えても、毛穴の奥深くにあるアクネ菌・皮脂・老廃物を完全に排出しきれていない可能性が高く、ニキビが再発しやすくなっているのです。
あごや額など、限られた部位にいくつものニキビが密集すると、炎症部分や周辺に酸化した皮脂がたくさん集まりやすく、ニキビができやすい環境が作られてしまいます。こうした厄介な症状は、専門医のもとで正しく治療するのがきれいな肌への近道になります。
ニキビを根本的に治すなら美容皮膚科がおすすめ
ニキビは皮膚科と美容皮膚科、どちらの病院でも治療が可能です。ただし、皮膚科がニキビを治療することのみが目的なのに対し、美容皮膚科は肌を根本的にきれいにすることを目的としています。ニキビを治療した後のニキビ跡や赤みなどは皮膚疾患に入らないため、肌そのものをきれいにしたい方は美容皮膚科での治療がおすすめです。ニキビやニキビ跡を改善するだけでなく、ニキビができにくい肌にするための土台作りにも活用できます。
皮膚科のニキビ治療に関するよくある質問【Q&A】
皮膚科でニキビを治療すると何日で治りますか?

皮膚科で行うニキビ治療は何をするのですか?

ニキビ治療で皮膚科を受診する際はなんて言えばいいですか?

中学生や高校生のニキビを治す場合も皮膚科へ行くべきですか?

当院の特徴

本記事を監修している当院ではニキビ治療として、ハイドラフェイシャル、ダーマペン4、エレクトロポレーション、サリチル酸ピーリング、その他塗り薬をご用意しております。カウンセリング時に、お客様の症状やご要望をお聞きしながら治療方法やスケジュールを決めていきます。
当院のニキビ治療の詳細はこちら
料金表
ハイドラフェイシャル
全顔 | 通常価格 | ¥ 22,000 |
---|
ダーマペン4
ダーマペン4 | 通常価格 | ¥ 22,000 |
---|---|---|
ヴェルベットスキン | 通常価格 | ¥ 33,000 |
ウーバーピール | 通常価格 | ¥ 33,000 |
ダーマペン4+ミラノリピール | 通常価格 | ¥ 44,000 |
エレクトロポレーション
レナトスTa 全顔 | 通常価格 | ¥ 8,800 |
---|---|---|
成長因子 全顔 | 通常価格 | ¥ 16,500 |
幹細胞 全顔 | 通常価格 | ¥ 16,500 |
サリチル酸ピーリング
全顔 | 通常価格 | ¥ 14,300 |
---|---|---|
5回コース | ¥ 67,900 | |
10回コース | ¥ 128,700 | |
首 | 通常価格 | ¥ 10,500 |
5回コース | ¥ 49,900 | |
10回コース | ¥ 94,500 | |
背中半身 | 通常価格 | ¥ 28,500 |
5回コース | ¥ 135,400 | |
10回コース | ¥ 256,500 | |
デコルテ | 通常価格 | ¥ 14,300 |
5回コース | ¥ 67,900 | |
10回コース | ¥ 128,700 |
※価格はすべて税込です。
※価格は予告なく変更される可能性があります。
※初診料3,000円、再診料1,000円(3カ月以内)、麻酔は別料金です。
※2023年1月20日時点の情報です。
ニキビの治療ならNOVUS Beauty Clinicへ
今回は、ニキビの治療について解説しました。NOVUS Beauty Clinicはお客様一人ひとりの悩みに寄り添い、ベストな対処法を提案させていただきます。今回の記事も、参考になれば幸いです。
カウンセリング予約はこちら
【関連記事】
⇒ニキビ治療にかかる期間|短期間で治すポイントも解説