50代のたるみ改善が期待できるレーザー治療4選|原因も解説

50代は肌の衰えが進行し、フェイスラインのたるみが目立つ年齢です。輪郭のもたつきは老け顔の印象を与えることもあるため、悩んでしまうこともあるでしょう
レーザー治療は皮膚のたるみに熱を加え、収縮効果やコラーゲンの分泌促進により、たるみの改善に効果を発揮します。ダウンタイムが少なく、施術後に日常生活に戻りやすい点も人気です。
本記事では、50代に見られるたるみの原因や、改善効果のある4つのレーザー治療法について解説します。

目次

50代のたるみの原因3選

50代に見られるたるみ肌の主な原因として、ハリを保持するコラーゲンの減少、骨格や筋肉の老化の3つが挙げられます。

美肌成分の減少

50歳に差し掛かると肌本来の美容成分が減少し、皮膚にたるみが生じます。若々しく引き締まった肌が保持されるのは、皮膚の真皮層にある3つの美肌成分の働きによるものです。

  • コラーゲン
    コラーゲンは、真皮層の70%を占めるたんぱく質です。網目状に張り巡らされ、肌のハリを保ちます。
  • エラスチン
    エラスチンはコラーゲンを束ね、肌に伸縮力や弾力を与えるたんぱく質です。顔に現れる表情シワは、エラスチンの作用によりもとに戻ります。
  • ヒアルロン酸
    ヒアルロン酸は、コラーゲンやエラスチンの隙間を埋めるゼリー状の成分です。肌の水分量を保ち、1グラムで約6リットルの保水力があります。

しかし、この3つの成分は加齢により量が低下し、徐々に働きが衰えていきます。美容成分が減少した肌は、ハリや弾力を保てなくなり、たるみやしわを作ります。

骨格の老化

50代は骨格の老化も見られる年齢です。老化とともに全身の骨量は減少し、骨格の委縮が進行します。顔の骨も例外ではなく、骨の減少による目の落ちくぼみやこめかみの凹み等の老化現象が顕著に現われます。また、骨の委縮が皮膚の余剰を生み、皮下脂肪のたるみが目立ちやすくなることもあるでしょう。

筋肉の老化

加齢による表情筋の衰えもたるみの原因です。顔には30以上の表情筋があり、複雑に作用しながら様々な表情を作ります。しかし、日常的に使用される表情筋は半分程度に留まり、残りの表情筋は日常で鍛えられることがありません。あまり使用されない表情筋は加齢により衰え、皮下脂肪を支えきれなくなります。
また、50代女性を悩ませるブルドック顔は、頬にある表情筋の衰えや、皮下脂肪の下垂によるものです。

50代のたるみ改善が期待できるレーザー治療4選

加齢による皮膚のたるみは、セルフケアによる改善が難しいため、根本的な改善にはレーザー治療がより効果的です。レーザー治療は、熱の作用により皮膚の真皮層を刺激し、コラーゲンの分泌を促進します。
ここでは、50代のたるみ改善に効果を発揮する4つのレーザー治療について解説します。

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルとは、レーザーの照射により肌に微小の穴を開け、皮膚の再生を促す施術方法です。点状に照射されたレーザーは、皮膚の深くにある真皮層まで刺激することができるため、コラーゲンの生成が促され、ハリの改善に効果を発揮します。個人差はありますが、ニキビ跡や毛穴の開き、シミ改善などにも効果が見られ、総合的な肌の改善に効果的な施術です。
1回でも効果が期待できますが、肌の状態に合わせて2~4週間おきに合計3~5回の施術が推奨されます。施術の所要時間は、約10~20分ほどです。

タイトニングレーザー

タイトニングレーザーとは、顔全体にレーザーを熱照射し、コラーゲン分泌を促進する施術です。タイトニングレーザーでは、高密度の熱を照射するロングパルスYAGレーザーを使用し、肌奥の真皮層へアプローチするため、熱刺激によりコラーゲン繊維が収縮し、たるみの改善効果が期待できます。また、真皮層の繊維芽細胞を同時に刺激するため、コラーゲン分泌の促進も期待できるでしょう。
個人差はありますが、約3週間おきに5~10回でたるみの改善が見られます。施術の所要時間が約30分と短いため、負担が少なく忙しい人でも気軽に施術を受けることができます。

レーザーリフティング

レーザーリフティングとは、高周波、超音波、ヒアルロン酸注射の3つを同時に行う施術です。3つの施術効果が同時に期待できるため、複数のアプローチを試したい方におすすめです。
加齢によるたるみは、表情筋と皮下組織をつなぐSMAS筋膜に緩みが生じ、皮膚を支えられなくなることが原因です。レーザーリフティングでは、高密度焦点式超音波(ハイフ)を用いてSMAS筋膜を引き締め、たるみの改善を促します。
次に、高周波(サーマクールCPT)の照射により真皮層へアプローチします。熱刺激がコラーゲンの分泌を促進してくれるため、皮膚の引き締め効果が見込めます。最後に、肌に刻まれた深いシワのくぼみにヒアルロン酸を注射し、皮膚をふっくらと盛り上げてたるみを目立ちにくくします。
個人差はありますが、施術直後より効果が見られ、約半年の持続が期待できるでしょう。

コラーゲンレーザーRF

コラーゲンレーザーRFとは、ダイオードレーザーとRF(高周波)を同時に照射する施術です。2種類のエネルギーを用いるため、最小限のエネルギーで肌奥の真皮層へアプローチし、相乗効果による肌の引き締め作用が期待できます。熱エネルギーは皮膚の真皮層を刺激し、創傷治癒反応を利用してコラーゲン分泌を促進します。肌質や部位により、照射する深さを調整できるという点が特徴です。

個人差はありますが、施術直後より肌の引き締め効果が見込めます。約12週間ほどハリの持続効果が期待でき、3ヶ月を目処にたるみの改善が見られるでしょう。効果を持続させたい場合は、医師の助言に従いながら定期的に施術を受ける必要があります。

50代のたるみ改善が期待できるレーザー治療のダウンタイム・副作用

レーザー治療には、ダウンタイム期間や副作用が見られるケースもあります。たるみ改善が期待できるレーザー治療について、4種類の施術に見られるダウンタイムや副作用をそれぞれ解説します。

ピコフラクショナルのダウンタイム・副作用

副作用として肌に赤みが生じる恐れがありますが、半日から数日で消失することがほとんどであるため、短期間で日常生活に戻る事ができます。稀に色素沈着が見られることがありますが、適切な治療を受けることで数か月程度で改善するでしょう。
また、個人差はありますが、施術時にチクチクとした痛みを伴う場合があります。痛みに弱い人や不安な人は、カウンセリング時に医師に相談して麻酔クリームを塗布してもらうことで、軽減できます。

タイトニングレーザーのダウンタイム・副作用

タイトニングレーザーの施術には、腫れや内出血、感染のリスクがあります。一方で、ダウンタイム期間は少なく、副作用の発生は稀だと言われています。シミが濃く変色する恐れがありますが、多くの場合は一時的なものです。

レーザーリフティングのダウンタイム・副作用

施術直後に軽度の赤みや筋肉痛に似た痛みが生じることがありますが、日常生活に支障が出ない程度のものである場合が多いです。個人差はありますが、数日から一週間で症状は消失します。副作用としては、施術時の軽い痛みが挙げられますが、比較的弱い痛みであるため、多くの場合は麻酔の使用は必要ありません。

コラーゲンレーザーRFのダウンタイム・副作用

ダウンタイムが生じることは少ないとされていますが、副作用として赤み、腫れ、色素沈着が見られる場合があります。赤みや腫れは、レーザーの照射による火傷に起因しますが、これらの症状が見られた場合でも2~3日で消失します。しかし、なかなか症状の改善が見られない場合には、クリニックに相談しましょう。また、色素沈着は肌の再生とともに薄くなるため、数か月で綺麗になるでしょう。

50代のたるみとレーザー治療に関するよくある質問【Q&A】

50代のたるみにアプローチできるレーザー治療について、よくある質問に回答しました。

50代のたるみを改善するにはレーザー治療を何回受けるといいですか?

50代の肌のターンオーバーは何日周期ですか?

50代の肌にはどんな特徴がありますか?

即効性がある50代のたるみ改善方法はありますか?

レーザー治療は痛みを感じますか?

50代のたるみの改善方法はレーザー治療以外にありますか?

当院の特徴

徹底した事前準備・アフターケア

当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。

通院しやすい立地

当院は2023年4月時点で「表参道ラウンジ」「新宿ラウンジ」「池袋ラウンジ」の3院を展開中です。どちらも駅から徒歩圏内の好立地にあるため、お買い物のついでやお仕事帰りなど、気軽にご来院いただけます。

丁寧なカウンセリング

当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。

料金表

ピコフラクショナル

全顔 通常価格 ¥ 22,000

                                ※当院では、上記で解説した4つの治療法のうち、ピコフラクショナルのみ対応しています。

たるみのレーザー治療ならNOVUS Beauty Clinicへ

今回は50代のたるみの原因やおすすめのレーザー治療、副作用などについて解説しました。

タルミを改善したい、レーザー治療を受けたいという方は、ぜひ一度当クリニックのカウンセリングへお越しください。

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